豊田市自然観察の森

Toyota City Nature Sanctuary (tel:0565-88-1310)

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投稿日: 2021年6月9日 投稿者: toyota-ns

6月サンコウチョウ

カテゴリー: 6月スライド用

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〈開館時間〉
9:00-17:30(4-9月)
9:00-16:30(10-3月)
〈休館日〉
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館)、年末年始(12/28-1/4)

tokai.ramsar.2012

愛知県のラムサール条約登録湿地、東海丘陵湧水湿地群の公式アカウントです。普段は非公開の湿地の様子をゆるくお伝えしていきます。

昨年はシデコブシの開花が大変に遅くやきもきとした上高湿地ですが、今年はもう多くの株で花が咲き始めていました。
上高湿地のシデコブシは濃いピンクの株が多く、咲き始めるとあでやか、はなやかです(写真1枚目)。
他に、先月から咲いているアセビとヤブツバキ、ヒサカキ、クロモジ、シキミ。
草の花も、ショウジョウバカマ、ハルリンドウ、マキノスミレと、春の花が次々と開いています(写真2枚目)。
時々強く吹く風はまだ冷たく感じましたが、そのたびにはらり、はらりとシデコブシの花弁が落ち、
『春の野にすみれ摘みにと来し我ぞ 野をなつかしみ一夜寝にける』万葉集 第八巻 1424 山部赤人
春の野に心が浮かれてしまい、一夜寝にける、とまではいかないまでも、お弁当を食べてお昼寝でもしたいなあ、という気持ちになりました。
今日はほかに、ヤブツバキの花にぶら下がる小鳥の姿を見つけ、メジロが蜜を舐めに来ていると思い双眼鏡で観察してみると、なんと胸まで花粉で真っ黄色にしたシジュウカラ! とちょっと珍しい事態も観察できました。

さて、2年間にわたり、東海丘陵湧水湿地群の調査とインスタグラムの更新を担当してまいりました🐸こと小池ですが、本日が最後の更新です。
これまでご覧いただきありがとうございました。
来月からのこのアカウントはまた新しいレンジャーが担当いたしますので、どうぞお楽しみに!

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汗ばむほどの陽気で一気に春の矢並湿地です。
車道から湿地に至る道ではヤマウグイスカグラが咲きはじめ、やわらかな紅色の花はもちろん、萌え出した若葉もぴかぴかと光るようで、見ているだけでにこにこしてしまいます。(写真1枚目)
湿地の中ではショウジョウバカマの濃淡さまざまのピンクがあちこちに見え隠れしていました。(写真2枚目) 咲きはじめから種子が熟すまで、受粉のため、種子散布のため、ここから茎がどんどん伸びていきます。
ほかにも、オオイヌノフグリやコハコベ、つくし(スギナの胞子茎)といった、いわゆる水田雑草の花が咲き始めていました。
花が咲けば昆虫も動き出します。ハエの仲間は先月から観察していましたが、今日はたくさんのテングチョウと、それからムラサキシジミが美しい翅を見せていました。ムラサキシジミの翅の裏側のみごとな擬態具合と、表側の青紫の美しさは、世に言う“ギャップ萌え”というものでしょうか。(写真3枚目)
アオジ、トラツグミと冬の鳥も見られましたが、ウグイスのまだぎこちないさえずり、メジロのさえずりが聞こえ、季節の移り変わりを感じました。

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日なたはぽかぽか陽気の恩真寺湿地。梅林の白梅が開き始め、風が吹くと良い香りがただよいます。
にぎやかにヒヨドリがやってきて、花の蜜をなめているようでした。よく見ると、顔に花粉がついて黄色くなっています。(写真1枚目)ほかに、ヤブツバキ、サザンカも咲いていましたので、恩真寺の境内はヒヨドリにとってドリンクバーのようなものなのかもしれません。
同じ梅の木に来たエナガは昆虫類などが良いようで、幹にとりついてウメノキゴケをめくっているようでした。
梅の木の下には、ノウサギのふんとニホンジカのふんが落ちていました。(写真2枚目)どちらも草食の哺乳類のふんですが、似ているところと似ていないところがあり興味深いです。
湿地の中は保全作業が終了していてきれいに枯れ草が刈り取られ、春の芽生えを待つ状態でしたが、成虫が越冬するチョウ、テングチョウが陽だまりの中にとまっていました。(写真3枚目)空中で2匹がくるくると回る、卍巴飛翔と呼ばれる繁殖期の行動も見られました。
濃厚な春の気配にそわそわする調査でした。

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二十四節気の雨水(雪が雨へとかわるころ)が過ぎました。
今日の上高湿地は、さっと風が吹くと頭を服の中へひっこめたくなるほど冷たいのですが、日ざしはあたたかでした。
朝はりっぱな霜柱が土を押し上げて立ち、ザクザクと踏んで楽しみましたが、お昼近くになると日光に負けて、ふにゃり、ふにゃり、と順に倒れていく霜柱が見られました。初めて見ました。
ハルリンドウやショウジョウバカマにはまだちょっと早いのですが、今日は他の花に先駆けて、一番乗りに咲いたアセビを見つけて嬉しくなりました。(写真1枚目)ヒサカキやシキミのつぼみも大きくふくらんでいます。(写真2枚目)
みなさまお待ちかねのシデコブシは、日当たりのよい場所にある芽はだいぶふくらんできていますが、全体で見るとまだまだかたく小さい芽が多く、開花がイベントにまにあわなかった昨年を思い出してやきもきしてしまいます。この毛皮のコート、いったい何枚お召しになっているのでしょう?(写真3枚目)
ほか、池ではカイツブリ、ヤマガラ、コゲラ、メジロ、トビに、アオジ、ルリビタキなど、鳥たちの姿が多く見られました。

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今日の写真は3枚です。 今年度の保全 今日の写真は3枚です。
今年度の保全作業が終了した矢並湿地は枯れ野の風景(写真1枚目)。ですが、いろいろな木々の芽やつぼみもふくらみはじめ、春の気配を間近に感じました。
とはいえ、調査では花と実が対象になる植物の記録はほとんどなく、今日は生きものを中心に見ていきました。
序盤から、西手前湿地にニホンアカガエルの卵塊がありうきうきわくわく、自然観察の森内にはまだなく、今季の初認です。
ニホンアカガエルはこのあたりでは最も早い時期に産卵するカエルで、1月下旬から2月初旬頃、オスの鳴き声を合図に一斉に水場に現れ一斉に産卵し、親カエルはその後5月頃まで再び休眠してしまいます。
よく見てみると、産み立てらしき卵から、すでにおたまじゃくしに近いかたちになっているものまで、発生の段階がバラバラだったので、「一斉に」とはいかなかったようですが、卵塊は23個あり、例年通りと言える数でほっとしました。
ほかには、ジョウビタキ、ルリビタキ、トラツグミにアオジなどの鳥たち、モズのはやにえ(写真2枚目)、鳥ではなく昆虫のコミミズクの越冬幼虫(写真3枚目)などが記録できました。

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恩真寺へ向かう途中の林道で、車の前を何度もモズが横切りました。日影には雪が残る道、エサ探しがいそがしいのでしょうか。
到着すると、梅林にはまだ雪が残っていました。動物の足跡もありましたが、さすがに溶けた部分が多く何かはわかりません。ただ、ニホンノウサギのフンがたくさん、それからニホンイタチのものらしいフンがありました。
木の実草の実もほとんど終わった湿地では、リンドウの実とセンブリの実を見つけました。
リンドウは、リンドウ科リンドウ属。センブリは、リンドウ科センブリ属。花を見ると、同じ科で似ている、というふうにはそれほど思いませんが、熟した実はよく似ていました。今日の発見です。
調査を終えて再び梅林に戻ってくると、暗い林床にトラツグミとミソサザイがいて、出迎えてくれたようでした。
暗がりで素早く動くミソサザイは撮影できませんでしたが、トラツグミは何とか、証拠程度に撮影できました。

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今日は写真が4枚あります。 昨夜の雪 今日は写真が4枚あります。
昨夜の雪で一面……は言い過ぎにしても、六割ほどの雪化粧だった上高湿地。動物たちの足跡が、あちこちに残っていました。写真は、わかりやすいよう、足跡の部分にピンクで網掛けしています。
特徴的でわかりやすいニホンノウサギ(1枚目)。タヌキ(2枚目)は、ノイヌ? ノネコ? キツネ? と長考の末の同定。ホンドテン(3枚目)はさまざまな歩行パターンがあり、形状や大きさで判断できるものの、本当にあってるんだろうか、と悩ませてくれます。
特にタヌキは、本当にたくさんの足跡があり、朝の作業や昼間の調査ではわからない、夜の森の姿を垣間見たような気がしました。
日光がよくあたる、すでに雪が解けた場所では、ルリビタキ(4枚目)が落ち葉のすき間をのぞいて、食べ物を探していました。
湿地の中は、草刈りで刈り残しておいたリンドウの実、残りわずかとなったヘビノボラズの実、毛皮のコートを重ね着したようなシデコブシの蕾が見られました。
今日は、上高湿地へ至る林道でも、エサを探して旋回するトビ、ヨシやセイタカアワダチソウの種子を食べるベニマシコが観察でき、寒さのなかで生きる動物たちのパワーを感じました。

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冷たい風が吹きつけ、真っ黒い雲が流れてくるとパラパラとみぞれが落ちてくる、そんなきびしい矢並湿地でした。
枯れ野の中に実った植物の実を探しながら歩いていると、突然、カケスがあちこちでにぎやかに鳴きだしました。いったい何が、と思い顔をあげて待ってみたところ、かなり低いところから、ノスリがあらわれ、低い位置のままで旋回をはじめました。
そこへ、高い木の梢から飛び出した一羽のカケスが向かっていきます。ノスリvs.カラスはたびたび見かけますが、カケスなんて初めて見たな、からだの大きさが全然違うのに、とどきどきしながら見守っていると、ノスリが向きを変えてカケスの方を向いた途端、ぱっと身をひるがえして、カケスは再び山の中へ。追い払うつもりだったんじゃないの? と肩すかしを食わされたような気持になっているうちに、ノスリは高度を上げて遠ざかっていき、しばらくはカケスだけがにぎやかに鳴いていました。
 推測の通りカケスがノスリを追い払おうとしたのか、それとも何か他のトラブルか、わかりませんが、どちらにしろあまり見ないように感じる組み合わせでした。
 さて、今日も望遠レンズは携行していましたが、そのような時にレンズ交換もできず、やはりマクロレンズでの撮影となりました。下から見上げると全体的に白さが目立ち、ずんぐりむっくりとした体形のノスリは、タカの中ではかわいらしい印象です。
 2枚目は、今日の一面枯れ草色の湿地の中でよく目立っていた、ヘビノボラズの実です。
 毎年長く残っているヘビノボラズの実ですが、真冬になり、他の木の実をほとんど見かけない頃になると、やっと小鳥が食べにくる、ように思います。今季はまだまだ、残っているようです。

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令和五年になりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

昨年10月にご紹介しました恩真寺湿地のコウヤボウキの実がよく熟しました。純白の冠毛が放射状にひろがった繊細な様子は、花とはまた違った風情で美しいです。
葉がすっかり落ち、すっと伸びた細い枝が目立ちます。コウヤボウキの名は、漢字で書くと高野箒。竹など、商品価値のある植物の栽培が禁じられている高野山では、このコウヤボウキの弾力のある細い枝を束ねてほうきを作ったことからきているそうです。
コウヤボウキ製ほうきの歴史は古く、正倉院の宝物である、子日目利箒(ねのひのめどきぼうき)という皇后が祭祀で使ったとされるほうきも、このコウヤボウキの枝でできています。
花言葉の「働き者」は、ほうきのイメージから来ているのでしょうか。
ところで、昨年末は何度も鳥をマクロレンズで撮影しましたので、今日は望遠ズームレンズも携行しました。
すると、……(なんだか、そんな予感もしていました)今日は鳥の気配がほとんどありません。
途中、アオバトらしき鳥が間近から飛び立ちましたが、暗い林の中で姿はよく見えず、鳴き声もしませんでした。
あきらめず、次回も携行しようと思います。

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